勉強会

当薬局では、2001年8月より月に1回、杉山薬局各店舗の薬剤師が集まり勉強会を実地しています。新しい相互作用・副作用に関する英語論文の紹介、副作用・相互作用について検討を行う症例報告、毎月送られてくるDSUの副作用・相互作用の検討、病態に関するセミナーなどを行っています。

研修内容

◎ Drug Safety Update
◎ 症例報告
◎ ヒヤリハット報告
◎ 論文紹介

研修履歴

第152回 令和2年2月29日(参加者:10人、開催地:山口県下関市)

論文紹介(担当:嶋本)

Canagliflozin impairs blood reperfusion of ischaemic lower limb partially by inhibiting the retention and paracrine function of bone marrow derived mesenchymal stem cells.
EBioMedicine. 2020 Feb;52:102637. doi: 10.1016/j.ebiom.2020.102637. Epub 2020 Jan 22.
SGLT2阻害薬カナグリフロジン(CANA)には下肢切断リスクが報告されている。その機序について、この論文は、虚血性下肢の血流回復に重要な骨髄由来間葉系幹細胞(BM-MSC)に与えるCANAの影響を調べ考察している。CANA処理によりBM-MSCは①増殖・遊走能の低下②パラクリン機能の減衰③血管新生及び生存促進効果の消失④低酸素或いは低血清濃度環境下培養におけるアポトーシス増加を示した。これらのin vitro所見は、BM-MSCのミトコンドリア機能障害(ATP産生、酸素消費量及びグルタミン酸デヒドロゲナーゼ1(GDH1)活性の低下)によることが実証された。in vivo でもKANAは、下肢虚血モデルに対するBM-MSC投与による血流改善効果を弱めた。さらに、CANAがTCAサイクルに関与するGDH1の結合ポケットでADPの結合を競合的に阻害する可能性が示され、CANA服用による下肢切断リスクの上昇は、SGLT2阻害作用とは無関係のCANAのオフターゲット有害作用であることが示唆される。

Drug Safety Update(担当:杉山)
No.278の検証

症例報告(松田)
・乾癬治療

ヒヤリ・ハット報告(加藤

勉強会日程

現在はコロナウイルス による影響で勉強会の日程は未定です。再開次第お知らせにて報告いたします。